太陽エネルギーは、地球上の全ての生物のエネルギー源であり、熱や光としての利用をはじめ、水力、風力、波力、光合成、、バイオマスなど幅広い分野で利用が図られています。
太陽から放射されるエネルギーは、大変膨大で地球に降り注ぐエネルギー
を全部集めると30分で世界の年間エネルギーの必要量に匹敵すると言われ
ています。
■ 地域的偏在がない。
石油はかっての中東戦争や湾岸戦争で供給不安や価格の上昇を引き起こし
ましたが、太陽エネルギーは地球上のどこにでも日射があり、日射量の地域差
はあるもののどの地域でも利用可能なエネルギーである。
■ コストのかからない無料なエネルギーです。
石油やガス、電気などと違ってコストのかからない無料なエネルギーです。
日本の場合、年間水平面日射量は110万Kcal/u±20%程度で、全国25地点の真南、
傾斜角30度の年間平均日射量は約130万Kcal/uになります。さらに採掘、精製、運搬などが必要のない効率的な資源です。
■ 環境汚染がない。
また化石燃料や原子力エネルギと異なり環境汚染のないクリーンなエネルギー
です。今、私たちは地球の温暖化によって
様々な問題に直面していますが、この大きな要因のひとつが年々増え続ける二酸化炭素(CO2)です。
ソーラーシステムを導入した場合集熱面積1u当たり年間150〜230s程度の炭酸
ガス節減効果があります。
機種\項目 | 集熱面積 | 年間集熱量 | 原油節約量 | CO2節減量 | |
太陽熱温水器 | 3u | 156万Kcal | 170g | 450Kg | |
ソーラーシステム | 6u | 312万Kcal | 340g | 900Kg |