ソーラーシステムの本体、特に太陽熱を集める集熱板は、常に直射日光や風雨など厳しい気象条件に常にさらされているため、長期間無点検で放置されていると固定金具やワイヤーなどのゆるみや錆などから思わぬ事故が起こらないと も限りません。特に設置後3年以上経過したソーラーは一度点検をご相談下さい。 |
(集熱器) (蓄熱槽) ●熱媒体の状態チェック ●槽内の水垢や沈殿物の有無確認 ●水漏れの点検 ●循環ポンプの液漏れ異常音のチェック ●ガラス押え板の錆、ゆるみチェック ●電気系統の確認 ●ガラスの汚れ清掃、破損点検 ●熱交換器の熱媒体の漏れチェック ●金属部の錆点検、塗装 ●熱交換器のパッキンの劣化、損傷確認 ●防触装置の確認 ●本体の汚れ清掃 (配管) (施工) ●循環パイプの劣化、損傷点検 ●アンカーボルトナットの固定確認 ●循環パイプ接続部の確認 ●固定線の錆、傷の有無 ●熱媒体の液漏れの有無 ●固定線のゆるみ点検 ●配管部の水漏れの有無 ●本体取付部分の巻き付け状態確認 ●保温材、ラッキングの確認 ●コーチ釘の取付状態確認 ●ストレーナーのゴミ詰まり除去 ●逃し弁、空気抜弁、水抜弁等の確認 ●水栓類の止水状態確認 ●給水装置の作動確認 (架台) (補助熱源機器) ●錆、傷の有無確認 ●熱源により異なります。 ●ガタツキ有無チェック ●集熱器との接続状態確認
(本体) (配管) ●水路部分の水漏れチェック ●水漏れチェック ●外装箱の錆 ●ストレーナーの汚れ ●透明板、反射板の汚れ清掃 ●水栓類の止水状態確認 ● 〃 破損チェック ●透明板押さえの錆、ゆるみ ●ボールタップの作動点検 ●給水タンクふたの取付状態 ●給水タンクと本体の接続状態 ●貯湯槽と集熱板の接続状態 ●ゴミ、砂、沈殿物の有無チェック (施工) (架台) ●ステンレス線の損傷チェック ●錆、傷等チェック ● 〃 ゆるみ、あて物等点検 ●ガタツキ等のチェック ●本体取付部分との巻き付け状態 ●温水器との接続状態点検 ●コーチ釘との巻き付け状態 ●コーチくぎの取付状態点検
こんなに汚いソーラー内部
ソーラークリーニング前 (茶色い汚れがタンク内壁に付着しています。) |
こんなにきれいになりました
ソーラークリーニング後 (タンク内壁の茶色い汚れが無くなっています。) |
ソーラーシステム、太陽熱温水器は安全で有効な製品ですが長期間使用しますと、お湯の溜まる貯湯タンク内や太陽熱を集熱する熱交換器内に、ゴミ、水垢、沈殿物、不純物が
たまり雑菌が繁殖したりするなど、不衛生になってきます。また機器の集熱性能も下がり
温度上昇率も悪くなってきます。定期的なソーラークリーニングをおすすめします。